現在パソコンを始めとしたコンピューターを利用しない企業は、日本ではほとんどありません。文章の作成から表計算の帳簿付けや、簿記などによる経理などもパソコンを使って業務が進められております。またインターネット回線に接続し、外部とのメールやデーターのやり取りをすると共に、マーケティング情報やSNSなどによる情報発信も行われているのです。
こうしてビジネスでパソコンを使う上で絶対に対策をしなくてはならないのが、自社の情報をコンピューターウイルスから守るためのセキュリティソフト対策になります。ウイルスを察知して未然に防ぐだけではなく、コンピューター上に侵入してしまった害意のあるウイルスやプログラムをアンチウイルスとして削除できるのが、これらのセキュリティプログラムの特徴になるのです。OSにも標準装備の機能がありますが、ワンランク上の安全対策をするのならば、有償のアンチウイルス対策を比較検討してみることをおすすめします。
毎年ソフトランキングに入っている有償セキュリティソフトの中で、評判が良いのがNortonです。インターネットやパソコン販売店ではお馴染みのNortonですが、ユーザー数も多く機能が安定しており対策効果が高いので世界中で大きなシェアを持っております。開発者であるシマンテック社は1982年に設立されて、当初は人工知能プログラムやデーターベースの開発を行っておりました。1990年にピーター・ノートン・コンピューティング社を傘下にしてからは、コンピューターのメンテナンスやセキュリティ対策を主軸にしてコンピューター情報を保護する開発を行い現在に至っております。こうした流れを先駆けて行った会社であり、いくつものベンチャー企業などを吸収して傘下に置きながら、世界的なメーカーに成長してゆきました。数多くのメーカーパソコンに標準装備されるなど、パソコンユーザーにはお馴染みのメーカーになります。
McAfeeはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社があり、コンピュータセキュリティ関連のソフトウェアとハードウェアを製作販売する会社として有名です。ベンダーのシェアは世界一の規模を誇っており、ビジネスやプライベートなどで使われているウイルス対策ソフトでは大きなシェアを持っております。
この二つのアンチウイルス企業は価格も安くアンチウイルス対策が出来ることで、シェアを伸ばしてきました。実売では単独使用で一台だけ使えるプログラムは約2000円から4000円程度であり、複数台の利用が出来る物は一台当たりの単価が更に下がることが特徴です。